北九州で塾帰りの中学生が刺された。そんなに遅くない時間、20時。マックで。 そんな世の中になってしまったことへの失望とか厭世とか被害者遺族への同情とか犯人の怒りとか、私が言わなくても誰かが言っている。不謹慎かもしれないけど、違った感想を少々。…
1年前の日記を読み返していた。 当時の私は留学帰りで就職活動に励んでいた。励んでいた、といえば聞こえはいいが実際は将来のことなどそれほど真剣に考えてはおらず、業界大手のインターンに参加し就職活動を進めているつもりでいた。就活サイトのツールを…
先日、遠方に友人たちに会うため所謂弾丸旅行を決行した。この4人の友人たちとは、縁あってとあるプログラムでチームを組み、ビジネスコンテストの名の下で日夜問わず議論を繰り広げた中である。とはいえ、そのような印象的な時間からははや4か月もの時間が…
最近、将来について真剣に考えるのが酷く億劫になった。 身近にいる人生の先輩方に話せば、「あなたはまだ若くて、なんでもできるのに」と言われそうな悩みである。 就活、などという個人のアイデンティティの確立を否応なしに求めてくるようなイベントに悩…
先日、とある著名人のZINEを入手した。 パラパラとページをめくり、著者による某所の写真、詩、小説などに触れた。 そのZINEの著者は、本業の傍らあらゆる創作活動に精を出しており、彼が表現の如何という話を何度か口にしているのを見たことがある。 表現す…
昨今よく耳にする、「ワークライフバランス」という言葉。これは働き始めたばかりの20代にも適用されるのだろうか。 私自身、就職活動をしている最中は、いわゆるブラック企業に引っ掛かりたくないという思いでいっぱいで残業時間や固定残業代の有無ばかりを…
10月に入り、やっと残暑の気が薄れ、忘れかけていた秋を感じられるようになった。 こんな時期に読むと、涼めるどころか身体を冷やしそうなものだが、なんと私はホラー小説を読んでいた。表題の背筋氏による『近畿地方のある場所について』という一作である。…
後輩とランチに行った。彼女にはアルバイトを通じて知り合ったのだが、同じ大学同じ学部の一学年下の学生であったため、大学の話題には事欠かない。本日、彼女が私を誘ったのは目下の悩みである就職活動について相談したいからであった。 全く後悔のない就活…
自分は高校大学と、親の金で何度も海外に行ってきた人間で、就職するにあたっても県外や1人暮らしに対する恐れなどというものはなかったはずだ。ところが、就活が上手くいかなず急に県外に行くことが酷く億劫で途方もないことのように感じたのだ。自分は、今…
ごきげんよう、こんにちは。 記念すべき第1本目の記事を執筆するにあたり、どのような題材がふさわしいのか、私は昼夜を問わず頭を悩ませ、結局答えが出ないまま筆を執った。 つまるところ見切り発車。 でも人生もだいたい見切り発車で先のことなんて見通せ…